本日は第34回硬式空手道全国選抜優勝大会が中村区の中村スポーツセンターにて開催されました。
今大会より私が大会会長を務めさせていただくことになり、開会式から出かけて参りました。
この大会は私の地元で硬式空手道の指導をしておられる硬式空手道競技法推進会代表で全日本硬式空手道連盟の副理事長である佐伯幸生氏が運営責任者として努めておられ、この佐伯氏のお計らいと関係各位のご賛同を得て私が大会会長を務めさせていただくことになったという次第です。
今大会には全国の各ブロックで優勝した各クラスの男女、団体から約300人の選手とご家族や関係者を含め1000名を超える方々が集結しました。
試合は幼児の部、小学1年生から6年生の男女、中学男子1年から3年生、女子中学生、高校生(男子)、女子高生・一般、シニア、有級、有段、団体戦のそれぞれ23の部で試合が行われました。
有段の部では宮城県・秀練会の佐藤太一選手が4回目の優勝、同じく宮城県・秀練会の大沼悠貴選手が準入賞、この大沼選手は昨年の優勝者です。そして3位に地元愛知県の設楽町空手道サークルの金田航紀選手が入り、4位敢闘賞には岐阜県・曲家道場の中村秀郷選手が入りました。
硬式空手のルールは以下のようになります。
「防具付き空手の一つであるが、全日本空手道連盟錬武会の一撃必殺的な強打ルールや、全日本セーフティ空手道連盟の打撃強度の軽いテコンドーのようなルールとは異なり、ある程度強打の多撃必倒的な加点方式を採用しているのが特徴である。よって、先打ち、相打ち、後技、連続技など審判の「止メ」をかけるまでの有効打が全て得点に認められ、選手は間合いを詰めた所での連続技、打ち合いに打ち勝つことが求められる。」
(出典:ウィキペディア “https://ja.wikipedia.org/wiki/全日本硬式空手道連盟“)
硬式空手は実際に技を掛けあうため、怪我をしたり、脳シントウを起こすなどの危険は伴いますので、大会ドクターとして柔道整復師の方に詰めていただいております。
硬式空手道を通して冷え込んでいた親子関係が改善され会話ができるようになったと感謝の声が寄せられるようなこともあり、日本が世界に誇る「道(ドウ)」の一角に携わることで、私、吉田統彦はこれからも青少年の人格形成や健全育成のために務めさせていただく所存です。
試合の前段では居合術のお披露目もあり、古武道にも触れる機会がありましたが、ご披露いただいた諸先生の気合の入った一刀々々で試合前に澄み切った空気に祓っていただきました。
最後になりましたが、今大会でご尽力いただいた関係各位、日ごろから門下のご指導に当たられている全国の先生方、大会開催に当たりご支援・ご協力を賜った皆様、ご参加いただいた選手並びにご家族の皆様に改めて心より感謝の意を表するものでございます。
誠にありがとうございました。
吉田統彦拝