私は、3月29日 13:00~に厚生労働委員会で健康保険法改正案に対する質疑を行います。
まず、今回の法案関連し、出産育児一時金が50万円へ増額されます。しかし、そもそも従前より私が厚生労働委員会などで発言してきたように、出産費用にも足りておらず、加えて育児の費用を配慮していない名前倒れの制度になっており、この点などを加藤厚生労働大臣にお聞きします。
また、「かかりつけ医機能」との言葉が法文上に憲政史上初めて用いられましたが、我が国が世界に誇るフリーアクセスを阻害しないか、認定・登録制が将来の管理医療に繋がることはないか等の懸念事項を質問します。
また、介護現場で働く方の処遇改善の問題も取り上げる予定です。
予定している質問項目は以下の通りです。
- 出産育児一時金について
① 今回の改正の理由、金額の根拠等如何
② 出産育児一時金の見える化のための医療機関等の協力への取り組み如何
③ 今回後期高齢者の負担が一部発生するが理由及び割合の根拠
④ 相変わらず育児が盛り込まれない理由如何
⑤ 出産に保険適用検討とのうわさがあるが事実か - 「かかりつけ医機能」について
① 憲政史上初めて「かかりつけ医」という言葉が使用された意義
② 後期高齢者が増加する中で、情報提供体制をどう確保するか
③ 患者の医療へのアクセス制限につながるような制度となっていないか
④ かかりつけ医の認定・登録制の問題点如何
⑤ 「日常的な診療を総合的かつ継続的に行う」の内容如何
⑥ 「かかりつけ医機能」をどう強化していくのか
⑦ 地域の医療資源等の状況に応じた医療提供体制の整備というが、現状の認識如何
⑧ 関連して、医療費の適正化如何
⑨ 上記の体制整備を資金面でどのように支援していくのか
⑩ 介護現場の生産性向上如何
⑪ 介護情報基盤整備のメリット如何
⑫ 介護現場で働く方々の待遇を引き上げる方策について
⑬ 介護との間の公正中立性をどのように担保していくのか「
⑭ 高齢者施設の「かかりつけ医」について施設による恣意的な交代などの問題
⑮ ケアマネなどの接待について実態把握、どのように防止していくか
皆様の応援を宜しくお願いします。
なお、厚生労働委員会は衆議院TVでご覧いただけます
https://www.shugiintv.go.jp/index.php
また、立憲民主党のツイキャスでも本会議他の委員会審議の模様を中継しております。
是非ご覧ください。