私、吉田つねひこは4月11日10:37~消費者問題に関する特別員会で、景品表示法改正案に対する質疑を行います。
今回の法改正は、デジタル取引の拡大と、それに伴う国際化の中で、消費者が消費生活センター等に相談する件数などが急速に拡大しています。
しかし、消費者庁の人的な限界もあり、処理が追い付いていないのが現状であり、今回は執行能力を引き上げようとする内容で、例えば直罰規定の導入など様々な注文はありますが、評価できる点も多い内容です。
しかし、例えば健康食品の広告に対しては、景表法や薬機法、健康増進法では消費者の保護が図れない事例も出ており、そのような根本的な消費者保護について、どのように図っていくのかを河野大臣にお聞きします。
質問を予定している具体的な項目は以下の通りです。
- 健康食品に対する表示の規制如何
① 健康食品について、景表法、健康増進法で何が規制できるのか
② 健康食品に対して、厚生労働省は何を規制できるのか(薬機法)
③ 巷に氾濫する健康食品の広告に対する今後の規制について - 現行の景表法に対する評価如何
① デジタル取引の拡大と今後の端緒件数の認識
② 必要な行政処分は行われているのか
③ 今次改正で現状が改善されるのか。 - 確約手続について
① ガイドラインの策定如何
② 確約手続の射程如何 - 直罰規定について
① 導入の理由、目的
② 現状で警察が介入すると考える事案はどれくらいあるのか
③ 罰金額の妥当性如何
④ 直罰規定導の要件の明確化と導入に伴う萎縮効果を防ぐ方策如何 - 課徴金納付命令など行政処分について
① 表示主体性の認定について
② 金銭以外の支払手段による返金措置について
③ 割り増した算定率など課徴金の上乗せについて - 「指定告示」への課徴金納付命令の対象の拡大如何
① 指定告示事項から格上げの可能性如何
② 課徴金納付命令の対象の拡大如何
皆様の応援を宜しくお願いします。
なお、消費者問題に関する特別委員会は衆議院TVでご覧いただけます。
また、立憲民主党のツイキャスでも本会議他の委員会審議の模様を中継しております。
是非ご覧ください。