明けましておめでとうございます。
本年の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。
さて、本日より通常勤務という方も多いかと存じますが、私も本日より朝の街宣活動をスタートいたしました。
国会も第190通常国会が本日より招集されます。
本年7月には参議院選挙があり、また同時に衆議院の解散総選挙も行われる可能性もあります。
昨年は安倍現政権によって、違憲である集団的自衛権行使を内閣の一存で一方的に解釈・容認し安保法制を変えてしまったこと、非正規雇用者はいつまでも非正規のままの雇用が可能となってしまう雇用・労働法制の改悪がされるなど、日本の行く末に危機を
感じている方々は本当に多いと思います。
社会保障関連では、介護費の削減によって昨年の介護事業者の倒産件数は過去最高となりました。
日本の経済、社会保障も含めて本当の意味で良くしていこうとすれば、国民の所得配分を多くしていく政策をするべきです。
非正規雇用労働者ばかりでは国家を支えることはできません。
所得が低い家庭の出生率はより富裕な家庭よりも低いという統計データがあります。
ならば、是が非でも正規社員を増やすなど国民の所得水準を上げ、望めばだれもが結婚し子を産み育てられる環境を整え、将来にわたって生産年齢人口をしっかり確保していく必要があるでしょう。
安倍政権が唱える「一億総活躍社会」は言葉を替えれば「誰もが低所得で夫婦共働きをせざるを得ない社会」の構築を指向しているとしか思えません。
言い足りない部分は多々ありますが、今年の参議院選挙ではぜひとも皆様の見識で
国の行くべき方向を転換していこうではありませんか!
吉田統彦拝