私、吉田統彦は明日4月21日(水)に厚生労働委員会で。12:55~40分間の予定で質疑を行います。
この法律案では、年収200万円以上の75歳以上の後期高齢者が医療機関で支払う医療費の窓口負担を1割から2割、つまり倍に引き上げる改悪を定めていますが、新型コロナで苦しむ医療機関の収入減とそれに伴う医療従事者の雇用削減、更には受診控えによる高齢者の健康への悪影響など大きな問題があります。
これらの問題を田村厚生労働大臣に質問するとともに、適切な医療費削減策として、先日の内閣委員会で行ったアカデミアで完結する最先端医療推進について、引き続き提案を行いつつ質問します。
具体的な質問項目は次の通りです。
- 受診控による医療費圧縮想定額如何
- 現下の新型コロナウイルス蔓延の中で頑張っているアカデミア、総合病院及び全てのクリニックに対し、政府は減収をさせるというメッセージを出したという事で良いか?如何
- 勤務医はじめ医療従事者の待遇、雇用環境の悪化と審議中の医療法における医師の働き方改革の政策的矛盾について如何
- ただでさえコロナ下で苦しい経営の中で、更に受診控の影響による減収で医療機関の経営悪化を招来し、スタッフの解雇等を進めよという意図か?如何
- 予防ないしは早期発見・早期治療が有効だが、医療費圧縮のために政府はあきらめたのか?つまり早期派遣早期治療より医療費圧縮を選択したという事か?如何
- 高齢者の歯科受診の減少と健康寿命の関係如何
- 医療関連経済費の圧縮のために、効用もなく怪しげな健康食品への支出削減如何
- 今回の改正で今後も段階的に窓口負担を増加させ、フリーアクセスを制限するのか?如何。
- 障害者対策、難病対策としての遺伝子治療薬のアカデミアの開発と医療保険問題
① アバスチンを加齢黄斑変性の治療への使用による医療費の削減について
② (総論)本日の議論の前提となる日本の置かれた諸状況について
③ GVHDに対するJCRファーマの日本で販売承認を得たMSCについて治験結果が思わしくないのに承認を得られた理由如何。
④ キムリア、及びそれに続くCART-T製剤による今後の保険財政へ影響如何
⑤ キムリアに続くCART-T製剤の薬価の決め方如何
⑥ 製薬会社の情報開示に対する政府の見解如何
⑦ 薬価算定におけるM&Aやパテントの取得費用の取り扱い如何。
⑧ アンジェスのDNSプラスミドワクチンの早期承認制度の適用の可能性、基準如何
⑨ 創薬分野における大学発ベンチャーの実績如何
⑩ アカデミアにおける情報共有の下でのLDTを利用した診断如何
⑪ アカデミアでの利潤を考慮しない治療についての厳格なルール作り如何
⑫ 以下3点をアカデミアから提言されているがこれに対する所見如何
(アカデミア医薬品を開発する。)
(アカデミアは、互いに、自施設で開発した技術を公開する。)
(営利を目的としない場合には、特許料はとらない)
田村大臣と有意義な討論を行いたいと考えています。皆様のご支援をお願いします。
なお、消費者問題に関する特別委員会は、衆議院TVインターネット審議中継から視聴が可能でございます。是非ご覧ください。
衆議院議員 吉田つねひこ 拝
(衆議院TVインターネット審議中継URL : http://www.shugiintv.go.jp/jp/)
このページから、当日の審議中継がご覧になれます。ページ上には、当日、中継される予定の「会議名」及び「開会予定時刻」が表示されます。「会議名」をクリックしますと、配信方法の選択画像が表示されますので利用したい配信方式と通信環境を選択してください。
審議中継は原則としてその会議の開会予定時刻の10分前から開始し、散会の2分後に終了いたします。