私は吉田つねひこは、4月17日に厚生労働委員会で一般質疑を行います。
今回は、紅麹の健康被害が報告されたことを受けて、健康食品に関連した集中的審議となります。
私は6年前の厚生労働委員会等で健康食品、特に機能性表示食品の問題点を指摘し、早急な見直しを求めておりました。今回の健康被害の原因の詳細はまだ明らかにはなっておりませんが、もし製品の成分に起因するのであれば、国がお墨付きを与えるのに責任は企業にあるという歪な制度を早急に改める必要があります。
「健康食品」は安全とは限らないとの食品安全委員会の宣言はまさに的を得たものであり、健康食品には、効能がないのに効能を謳うものや、逆に明らかに薬理活性が認められるのに一般食品などとして販売されている無承認医薬品等の諸問題について質問します。
明日質問を予定しているのは以下の項目です。
1. 機能性表示食品に対する過去の質疑とその受け止め、フォローアップについて
① 健康食品・サプリメントの行政的な定義について
② 食品の機能性表示制度で三類型以外のグレーゾーンの取り扱い
③ 機能性表示食品で提出する根拠となる査読付き論文の質について
④ 健康被害の内容についての情報提供等調査への協力の詳細
⑤ 生理活性や薬理活性が認められるサプリなどの食品規制のルール作りの状況、無承認医薬品としての処分状況
⑥ インターネット販売のサプリの規制について
⑦ ないにもかかわらず効能を謳うサプリなどの規制の必要性
⑧ 健康食品の販売業者等への監視指導、取り締まりの状況について
2. 機能性表示食品制度導入の経緯について
3. 令和5年8月17日食品安全委員会の、「「健康食品」は安全とは限らない」との呼びかけについて
4. 健康食品を取り扱う資格者について
5. 医師や看護師などをめぐる紹介料規制について
皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。
なお、厚生労働委員会は衆銀チャンネル、党のYou Tubeでもご覧いただけます。
是非ご覧ください。